こんにちは、taikiです。
8月は楽しい夏となんとなくしんみりする終戦の夏と2つの顔を持つ季節ですね。
今回は、後者の終戦の夏にフィットした作品を紹介できればと思います。
ペリリュー -楽園のゲルニカ-
第二次世界大戦で厳しい戦いを上げたら絶対に上位に入ってくるであろうペリリュー島(現在のパラオ)を舞台にした漫画。
戦争ならではの目を覆いたくなるような描写を、少しでも読めるようにするための可愛らしい絵で話を進めてくれます。だけど、本質の恐ろしさは全く隠さないという中身はガチ路線。
戦争が終わって一安心と思ったのもつかの間、終戦後にペリリュー島に残された兵士達の帰国までがまたしてもツライ。
画力で語りかけずに、内容をごまかさずに描き、戦争のリアル迫ったそのストーリーは必見です。
戦争めし
戦争を食事という切り口で描いた心温まる一話読切型の作品。
無機質な情報や商品もストーリーやちょっとしたエピソードがあると記憶に残りやすく、印象的になります。
食事に戦争という究極のスパイスが加わったら一生忘れられない思い出になるのは間違いありません。
そんな戦場の名もない兵士達の思い出に触れて、涙を流しながら温かい気分になれる作品です。
この世界の片隅に
戦争を描くと主役は軍隊や兵士になりがちですが、本作品は戦時下の庶民視点で描かれています。
少しずつ日常が失われる戦争の悲惨さが描かれています。戦っているのは兵隊だけじゃない!
不死身の特攻兵
9回特攻隊として出撃して、9回生きて帰ってきた奇跡の飛行機乗りのお話です。
何度も戻ってくるうちに、出陣式の食事がなくなっていく様子がいたたまれないし、死ぬことが目的になっていく様が戦争の恐ろしさ以上に、人間の恐ろしさを見せつけてくれます。
漫画と一緒にこちらもどうぞ。
ジョジョの奇妙な冒険 5部
なぜジョジョの奇妙な冒険が戦争漫画なのかと思われた方、まだ行かないで!!
ジョジョの奇妙な冒険の第5部は、どう考えても戦争のメタファーと思われる要素が満載です。
特攻隊、軍隊、核兵器のメタファーが何かを探しながら読むとまた違った楽しみが方ができます。
詳しくはこちらに解説してありますので、あわせて読んでみてください。
まだまだ紹介するよ
ここで紹介した作品以外にも日本の近代戦争を題材にした作品は多数あります。
少しずつ、追加していく予定です。
お楽しみに〜
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